円安 円高
2018/02/17
今日は少し真面目な話。
先日、三年生に円高、円安について聞かれて
それについて説明させてもらいました。
これは、分かりやすいように
１＄=￥８０円のときと
１＄=￥１２０円のときを
比べて考えていきましょう。
まず、１＄で
鉛筆を買えるとします。
鉛筆を買えるとします。１＄=￥８０円の場合
１＄=￥１００円のときと比べて
円の力が強いので
を買うのに支払いが少なくてよいと、考えます。
このような状況を円高といいます。
一方
１＄=￥１２０円のときは
１＄=￥１００円のときと比べて
円の力が弱いので
を買うのに多く支払わなくてはなりません。つまり、円安になるわけです。
単純に１＄=￥８０円だと安いから円安
と考えないようにしましょう。
さらに、輸入と輸出について考えてみます。
輸入は海外から品物を買う行為だと思ってください。
どんなものでも安く買えたほうが嬉しいですよね？
を買うのに￥８０払うのと￥１２０払うのなら
￥８０で買いたいですよね？
なので輸入するには円高のときが有利なんです。
同じように輸出は海外に品物を売る行為だと思いましょう。
物を売るならなるべく高く売りたいですよね？
を売るなら￥８０で売るより￥１２０で売りたい
ということで
輸出には円安が有利なんです。
わかりましたか？
入試にも出てくるので知っておきましょう
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