子育てしていると

 

色々気が付かされる。

 

代表的なのが

 

当時の親の気持ち。

 

たぶん当時は

 

「ちゃんとしなきゃ」

 

とか

 

「常識を・・・」

 

なんてことを思っていたのか

 

はたまた自分の虫の居所が悪くて

 

ただただ怒りをぶつけられていただけなのか

 

推し量ることしかできないけど

 

一定の理解を示すことはできる。

 

けど

 

息子に対して同じように接してしまうときに

 

罪悪感と申し訳さでイッパイになる。

 

あーオレもあの人の子だったんだな。って。

 

でも思うんです。

 

気づいたなら意識すればいい。

 

意識すれば変えられるはず。

 

これはいつも生徒にも伝えていることです。

 

これから先

 

生徒はいつまでも１３～１５歳で

 

私は毎年毎年、年齢を重ねていく

 

そのなかでこの本の、この言葉は金言だと思うのです。

 

『子供は対等な存在。上から目線で命令しない。』

 

先日の子供とのやりとりでも痛感しました。

 

息子が怒るのが理不尽で

 

私が怒っているのは論理的だと

 

勝手に思い込んでしまっていたんですね。

 

子供には子供なりの理論や理由があって

 

そのせいで怒っている

 

そのことを妻に諭され

 

その後で読んだこの本でめちゃくちゃ説教された気分になりました。

 

普段、先生と生徒という距離感にいる自分にとっては

 

選択肢を残すことを意識していたはずなのに

 

自分の息子にはできなかったことを悔いました。

 

本で自分の行いを省みるステキな機会を頂いたと思います。

 

子供に少し『心』を『親』にしてもらった気分です。

 

年齢や職業や出身なんて関係なく

 

『人』として接することができる人になりたいですね。